介護の仕事をしている多くの日本人が、介護福祉士の資格をもっています。特定技能で日本に来られる皆さんも、ぜひ介護福祉士の取得を目指していただきたいと思っています。介護福祉士とは?どのように取得できるのか?お伝えしていきます。
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介護福祉士とはどんな資格?
介護福祉士国家試験に合格した人に与えられる資格です。国から認められた資格、になります。(日本では医師、看護師、なども国家資格に含まれます。)
日本で介護福祉士は、介護に関わる仕事の中で代表的な資格になります。
介護福祉士の資格があると、どんな違いがあるか?
特定技能で日本へ行かれる皆さんのように、 介護福祉士の資格がなくても介護の仕事に携わることもできます。
しかし介護福祉士を取得すると、より専門的な知識、技術を得ることができます。
給料面では、介護福祉士の資格手当を毎月受け取ることができます。
介護福祉士として経験を積むとリーダー職に就き、他の職員の教育、指導をすることもできます。
特定技能で来られる皆さんが介護福祉士の資格を取得すると、在留資格「介護」に移行できます。
日本に住める期間に上限がないため、更新をすれば日本でずっと働くことが可能になります。
介護福祉士の資格を取得するには?
介護福祉士の国家試験を受験するためには、3年間の実務経験と、実務者研修を修了していることが条件です。国家試験は筆記試験及び実技試験です。
介護福祉士を取得し、在留資格「介護」への移行を希望するためには、3年間の実務経験と、実務者研修の受講期間のほか、試験までの日数、登録にかかる日数などもみておく必要があります。
特定技能で日本に住める期間は上限5年です。仕事をしながら、国家試験に合格するための勉強もする必要があります。日本に来られる前から介護福祉士を取得することを目標に予定を立てておくと良いでしょう。